我が美しき壊れた脳の作品情報・感想・評価

「我が美しき壊れた脳」に投稿された感想・評価

若くして脳卒中なんて絶望しそうなのに
終始立ち向かってて
それだけで凄い。

脳が心を動かすのか、
心が脳を動かすのか。

ロッチェさんに幸あれ
脳卒中の世界を知れたね
言語が思うように操れへんなるなんて辛い話だわね
ジャケ画が気になって観た。
David Lynchが出てきた。

脳卒中で後遺症が残ってしまったロッチェさんの視覚や聴覚をビジュアル化して表現してるのも面白かったけど、本人の健気さとかユーモアのある言動が結構よかった。

あとロッチェさんめちゃくちゃ可愛くてタイプだった...
colga

colgaの感想・評価

3.3
若くして脳卒中

読書が好きなのに
読むことができない
言葉が出てこない

葛藤と苦悩の連続
yke

ykeの感想・評価

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ロッチェは脳卒中で脳を壊されてしまう。そして心も壊されてしまったと彼女自身が言う場面がある。だけど持ち前の前向きさと行動力で、実験的な治療に臨み、この作品を作り、デヴィッドリンチに会いに行く。彼女の内面の強さは間違いなく残っている。
なにがその人たらしめるのか。脳と人格、脳と心の関係に興味が湧いた。

ついなんとなく自分はこんなもんだと諦める自分が恥ずかしくなった。自分の強さと弱さを知り、そこからもっと向上していく彼女に恥じない生き方をしなければ。
現実とは、単に私達がそれが事実だと、信じ込んでいるものだけ

脳障害になってしまった女性の、状況、苦悩、見え方、治療、様々な側面と、本人の感じた気持ちの物語でありドキュメンタリー

今まで当たり前のように出来ていたことが、出来なくなってしまうショックや、発作が起きた際の映像表現、画面がゆがんだり、一部色彩がおかしくなったりと、まるで本人の状況を、映画を見ている私達も没入し、共感し、その視点で体験できるようなつくりになっている。

脳障害というつらさを感じる面もあるが、それがあったことで見える新たな発見や気づき、彼女の応援したくなる気持ちと、まだまだ謎が多い人間の脳がどのようになっているのかという興味も注がれる

ある種、その状況を追体験させてくれるような作品が、その見え方があることで私達にもひとつの気づきを与えてくれる

それは「現実とは、単に私達がそれが事実だと、信じ込んでいるものだけ」
cnt

cntの感想・評価

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現実というのは単に私たちがそれが事実だと信じ込んでいるものだけ/物語には必ず終わりがある
pmpg

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4.5
新気鋭のドキュメンタリー、当人に見えている世界を忠実に再現してサイケデリックで不可思議な世界の映像美が良い
デヴィッド・リンチが出演している。彼女は彼から深いアドバイスを得たようだ。
自分がこんなふうになったらやっぱり落ち込むだろうな。。
字が読めること、書けることは全て脳に託されていて、それが普通にできていることって本当は凄く尊いことなんだなと思った。脳が普通に働いている自分は、もうちょっと脳をフル回転させるような何かに挑戦するべきなのではないかと感じた。怠けているのは罪にすら感じる。
鰯

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3.5
Dear Mr. Lynch

34歳で脳卒中を発症したロッチェ・ソダーランド。重い後遺症を患った映像作家自身が日々を記録したドキュメンタリー。製作にはデヴィッド・リンチも参加

何より賞賛すべきは、これを記録しようと思った製作者(監督であり主人公)自身でしょう。意識が回復した直後からスマホのインカメで自らの様子を語り記録する。作中で自身が語るように「何でも記録したがる」という彼女のアイデンティティが脳卒中の前後で変わらなかったという証左なのだと思います。下手に感傷的にすることもなく、彼女自身の感じたことがそのまま表現されている。その言葉は、シンプルだけど深くて耳に残る。「破壊的でゾッとする世界」「現実と夢の区別がつかない」「扉がひらいた」「心は弱くもあり無限の力ももつ」結末は明るくも暗くもない。説教臭いメッセージもない。

高次脳機能障害を負った彼女から見た世界をできるだけ再現しようという映像的な試みは興味深いです。視野の端が曇ったり歪んだり、突然閃光が走ったり。そして、それは彼女にとって美しいものでもあり不安にさせるものでもある。
彼女の前に進もうとするその強い意志に驚きました
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