不倫映画はこうでないと!ドロドロとした陰鬱な雰囲気がよかったです。エミリー・ブラント&へイリー・ベネットの演技がすごい。両者ともに薄幸顔でした。
エミリー・ブラントが狂犬の如くラリっていました。アル中って怖い。常に情緒不安定でしたね。親切なオッチャンにも喰ってかかります。まさに狂犬。用もないのに毎日電車に乗ってNYへ…狂犬ハチ公です。
へイリー・ベネットは色気がすごい。ザ・不倫相手って感じでした。それでも最後は切ない気持ちになりました。やはり演技あっての色気です。
しっかりと不倫に向き合った、先が気になるミステリー映画です。不倫を変に美徳化しないから好感がもてました。犯人探しよりも痴情のもつれを見守る映画です。