コーディー

ガール・オン・ザ・トレインのコーディーのレビュー・感想・評価

3.3
こんなに美しくないエミリー・ブラント初めて観た。心身ともにボロボロの彼女の演技が迫真で不憫過ぎる。ほとんど苦しいシーンばかりなので結構どんより気分になっちゃいます。

アルコール中毒が引き金となり夫トムと離婚したレイチェル。そのショックから抜け出せず、ますます酒に溺れボロボロに。そんな彼女の唯一の慰めは通勤電車から見える幸せそうな夫婦の姿、しかしある日、自身をかろうじて保っていた理想は崩れ去り〜ってなサスペンス。

3人の女性を軸に時間も度々遡ったりするので中盤辺りまでは結構追うのに疲れました。さらに離婚、不倫、アル中やら重苦しい内容全開やったり、イマイチ誰にも感情移入できないまま展開していったのでツライぜ〜な感じでしたw
まあサスペンスやから小出しは仕方ないけど序盤から頻繁に過去シーンを刻まれると話が散ったりサッサと先進めや〜な気になるので個人的には好きじゃなかったかな。

と、前半はややストレス多めやったけど小出しが繋がり出してからはなかなか面白かったです。ヘイリー・ベネットのあの眼はなんだい?彼女の存在そのものが観る人を惑わすし、サスペンスをより複雑にしてた気がするw