謎解きをするアル中。
夫と離婚したレイチェルは、酒癖の悪さから会社をクビになるも、毎朝変わらず同じ電車に乗ってニューヨークへ通っていた。
その電車は毎回決まったエリアで徐行し、車窓からは2軒の家が見えた。
一軒は元夫が不倫相手のアナ結婚し暮らしている、かつての自分の家。
そしてもう一軒は、知らない美男美女が暮らす家で、レイチェルは彼らを理想の夫婦とし、空想する日々を送っていた。
ある日、彼女はそこに住むブロンド美女メガンが夫ではない男性と抱き合っているのを車窓から目撃する。
不貞行為に我慢できなくなったレイチェルは泥酔した状態でその駅に途中下車すると、彼女を見つけて呼び止めた。
記憶はそこで途絶え、目覚めるとレイチェルは頭から血を流した状態で自宅のベッドに横たわっていた。
物語が進むにつれてレイチェルがアル中でどうしようもなく思えるんだけど、それもまた一つのトリックだったわけで。
