とりん

ガール・オン・ザ・トレインのとりんのレビュー・感想・評価

4.0
公開時から気にはなっていて、かなり期待していて観始めてこれはハズレかと思うまたけど、後半の展開が良かった
観る人によって好き嫌いは結構分かれると思う
全体的に暗い雰囲気でドロッとした感じが常に漂っている
幸せな生活を送っていたはずのレイチェルは不妊によりアルコールに走り、中毒になってしまい、結婚生活もあとも失ってしまった
それを最初に見せつけておいて、これでもかというほどレイチェルのダメ女な感じを前面に出している
それがゆえに後半の展開が生きていく

あまり書くとネタバレになるので書かないけれど、衝撃のラストというよりかはこう仕組まれていたのかと納得した感じ
魅せ方は上手いなと思った
よく考えれば序盤から展開はだいたい読めるのだが、何も考えずに見ていたため、うまくハマることができた
少しずつ記憶が明かされていく感じとレイチェルがなんとか前を向こうとしてる感じが伝わる
アル中ダメ女を演じたエミリー・ブラントが凄く良い
観ている側もイラっとしてしまうほどどうしようもない女に見える
最終的にハッピーエンド?ではあるが、全体的なドロッとした感じが抜け出せないために、わだかまりが残る感じはする
とりん

とりん