ポップと水玉

蜂の旅人のポップと水玉のレビュー・感想・評価

蜂の旅人(1986年製作の映画)
4.0
霧、砂埃、煙草の煙、照明の靄と連鎖していく「煙の主題」が、蜂の大群として結実するラストシーン。死を前にした老人の傷は、何物によっても癒されることがない。彼にできるのは、自分が失った自由を他者に与えることだけだ。