Ryoko

潜入者のRyokoのレビュー・感想・評価

潜入者(2015年製作の映画)
4.0
1980年代、アメリカ政府による麻薬カルテル壊滅作戦の最中。マネーロンダリングを行う富豪と称してカルテルに接近する捜査官を描いた実話。
渋くていいです。人物設定の分かりにくさはあるけれど、硬派でエグさも最低限、なかなか面白かったと思います。
まず、主人公の捜査官としての「不完全さ」にハラハラさせられる。人柄良く、真面目で家族を愛している。だから「役者」になりきれない。ボロが出そうで何度ヒヤヒヤしたことか!後輩捜査官のアブレブの方が振り切れててプロっぽかった。
暗躍してるCIAも不気味。カルテルとの関係は闇が深そう。彼らから流れた莫大なお金をCIAはどうしたか?その使い道に驚愕します。
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