ちぃ

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめのちぃのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ヤバさが足りなくて、2018年、春。

『グズグズに腐った肉塊がその下あるのを期待して、精緻な刺繍を施した良い香りのする布を剥いでみたら、そこにあったのはたった1滴の血痕だけだった』くらいの落差でした。
お前は一体何を求めてるんだ(自戒です)。

エル・ファニングは「ネオン・デーモン」の印象から、もっと引っ掻き回してくれるものと思ってたんだけど、肩透かしだったなぁ。

絵ヅラはひたすら美しい。
印象派の絵や水彩画の絵本でも見ている気分。

…なんだけど、
南北戦争、美しい南部の夏、寄宿女学校、手負いの脱走兵。
この舞台と面子が揃ってたら、「もっと…こう…あるじゃん!」って文句を垂れてしまう。

すみません、完全に好みの問題なのは分かってます…。

18-23
ちぃ

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