冒頭からソフィア・コッポラの映画を見ている…!という感慨。初期のミューズであるキルスティン・ダンストと、近年のインスピレーション/エル・ファニング(と言っても『SOMEWHERE』も7年前!)、ソフィアとほぼ同世代のニコール・キッドマンの共演。キャストの並びを見るだけで、もはや画面のリッチさは想像できてしまったのだけど、実際はさらに上を行くものだった。ソフィアの描くガーリーな世界は変わらない。
もっとドロドロした展開になるかなーと思いきや、意外とさっくりしてて、展開よりは画面が面白い映画だった。