凡才が何となく作ってみただけの映画、って感じ。ちょっと綺麗なだけ。いくらか観れただけ。──────茸（だけ）の映画だけに、キノコで始まりキノコで終わった。これといった芸もなく。観た甲斐なし。ソフィアさん、あなたならもっとやれたでしょうに！
美女は若先生役と誘惑少女役の二人で充分だったのに、園長と若先生に互角の美人女優たちを充てちゃった時点で、観客にとっては誰がどうでもいいじゃんなストーリーになった。園長はもっとブサイクなおばさんにすべきでしょ。
「いやいや、花盛り映画にしてこそソフィア・ブランド！」だっていうの？ それならそれでいいけど、、、、、「寝取られたショックで突き落とす」のとこを丁寧にゆっくり描いてくれないから、むだにわかりづらい。
そして、とにかく終わり方がつまんないんだ。ドンデン～再ドンデン、とかが繚乱する韓国映画とかを見習ったりしてソフィアは腕を磨き直した方がいい。これといった才能のない人が作った映画としかほんと思えない。
スーサイズが大好きだから期待してたんだけど。。。
あ、一人だけ、情けない感じの変な丸顔した黒髪の少女が面白かった。
それと今回も、アメリカには白人しか存在しない、みたいな異常な映画内だった。まったくの同時代を描いて黒人を生まれながらの僕（しもべ）端女（はしため）キャラに閉じ込めた『風と共に去りぬ』の方が、事実に単に忠実なぶん百倍マシにちがいない。
