Stroszek

ロスト・バケーションのStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

サバイバル映画らしく、人も情報量も少なくてよかった。海と岩とブイしかない風景で研ぎ澄まされていく緊迫感。

しかしナンシーがカモメの傷ついた羽根を治すシーン、あまりにも喉が渇いた彼女が捌いて血を飲むのではないかと若干ハラハラした。

あと、序盤で帰る手段を聞かれたときに、「Uberを呼ぶ」と言ってたが、名前の分からない海岸に来てくれるのかな、と思った。

[鑑賞メーターから転載]

2016年。原題"The Shallows"(浅瀬)。「知識と技術が身を助ける」映画。女性が主役だが彼女を助けるのは男性ではなく、生きてきた中で習得したことである(男性は割とたやすく鮫にやられる)。「海に出る直前に水分補給」「大量出血しているときの処置」「ストップウォッチ付きデジタル時計」「サーファーで泳ぎがうまいこと」と、様々な要因が重なってサバイバルが可能になったことが分かる。中でも、医学生だったことが大きい。善人でも適切な救命措置をできないことが、終盤で明らかになる。あと、ランボー顔負けの根性。
Stroszek

Stroszek