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ロスト・バケーションのmasaraiのレビュー・感想・評価

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
3.5
現在出張中のため、子供と一緒に映画はオアズケ。Clip!倉庫の片付け中です。

限られた時間の中で片付けをしなければいけない時の極意とは何でしょうか?

まず、片付ける対象物が複数ある場合、今片付けなければならないものと、後で片付ければよいものを仕分けします。
そして、今片付けなければならないものの中で優先順位をつけてこなして行きます。

私の場合は、子供達と一緒には観られないものを仕分けし、その中で優先順位を付けて観ていくことになります。

まず最優順位が高いのが怖い映画です。
しかもリアリティがある恐怖映画なんかは、子供にとってはトラウマになってしまいます。

この映画は、主人公が休暇を取って誰も知らないような秘境の美しい海に出かけ、そこで人喰いサメと遭遇してしまう!という映画です。

最悪です。この映画を子供に見せたら子共と海に行けなくなってしまうではないですか!!!

このような映画は、1人のときに最優先で観ておかなければなりません。

この映画を優先した理由は、以上のように子供の為を思ったからというだけであって、ブレイク・ライヴリーのプリップリのお尻が見たかったからでは決してありません。(そんな不順な動機は微塵もありません!イイデスカ?ヒョ-サン!)

さぁ、そんな下らないことは置いておいて、レビューしていきましょう。


映画冒頭~前半は、メキシコの秘境のプライベートビーチで、サーフィンをする主人公の美しい映像です。

この海がすごく綺麗で、波もよく、綺麗なチュ-ブができており、まるでサーフィンのプロモーションを見ているかのような美しい映像です。

この大自然の美しさの前では、ブレイク・ライヴリーのプリップリのお尻なんかまったく目に入ってきませんでした。

そして、序盤を過ぎたころ、御待たせしましたとばかりに、プリップ・・・じゃなかった、人喰いサメ登場です。

この映画の面白いところは、今までの人喰いサメを主題とした映画は基本的に人間側大勢vsサメの構図で、大勢いる人間が1人、また1人と喰われていくというストーリー展開が一般的ですが、この映画は基本1対1のガチンコ対決です。(まぁ喰われ役もゼロではないですが、他の人喰いサメ映画に比べれば圧倒的に少ないんじゃないでしょうか?)

主人公が独りきりの絶望的な状況で、どうやって凶悪な人喰いサメから逃れるか?

まさにハラハラドキドキの展開で、またしてもプリップリのお尻どころではありません。そんなモンはまったく目に入ってきませんでした。

そして、物語終盤では、主人公が死を覚悟することで家族との物語が入り感動で目頭が熱くなります!こんな状況ですので当然プリップリ尻にはまったく目が行きません。感動です!感動のみです!!

果たして人喰いサメから逃げ切ることができるのか?結局最後までプリ尻はまったく目に入りませんでした。

全編を通して美しいバカンスの映像から恐怖体験映像のバランスが良く、ハラハラドキドキで、なかなか面白い映画でした。
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