ぶみ

ロスト・バケーションのぶみのレビュー・感想・評価

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
4.0
『フライト・ゲーム』や『トレイン・ミッション』といった一連のリーアム・ニーソン作品を手がけるジャウム・コレット=セラ監督が仕掛けたサバイバル・ホラー。
ブレイク・ライブリー演じる医学生の主人公が、休暇でサーフィンをするためビーチを訪れるが、浅瀬(原題であるShallows)にある岩場に取り残され、ビーチに戻ろうとする行く手を人喰いサメが阻む物語。
ライブリー以外の出演者もいるが、ほぼライブリーの一人芝居。
とにかく、序盤はビーチ、海、そしてライブリーを美しく撮ろうとすることに力が注がれ、それがあるが故に中盤からのサメに対する恐怖が増幅される。
ビーチが見えるだけに、そこに辿り着けない歯痒さが伝わってくるとともに、展開が早く、色々なアイテムが登場するため、次はどうなるのかと思案させ最後まで飽きさせない。
終始リアリティ路線かと思いきや、終盤の海月のシーンがファンタジーに寄せられたのは、賛否が分かれるところ。
86分という短さに、サバイバルホラーのエッセンスが詰め込まれ、静と動、美と醜の対比が際立つ良作。

NOT JUST ANOTHER DAY AT THE BEACH