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きっと忘れないのchipのネタバレレビュー・内容・結末

きっと忘れない(1994年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ハーバード大学の学生モンティは、精魂込めて書いた卒論を、隙間からボイラー室に落としてしまう...
そこで出会ったホームレスの男サイモン。
卒論を返してもらうために、あれやこれやサイモンの要求を聞くことになり...二人の交流が始まる。
エリート大学の教授の話と図書館の本の世界にいたモンティに、別の世界の風を吹き込むサイモン。彼は、ホームレスではあるが、知識があり強い意志を持っていて。
最初はいやがっていたモンティのルームメイト3人も、しだいに彼を受け入れていく。。。。

俺の人生を見せると言ってサイモンが出した、いくつかの石っころ。
どの石にも思い出があって、心を込めてこすると思い出が浮かぶと。
お金やものは無くても、サイモンの心はリッチなんだな~と思った瞬間でした。
後半、サイモンとモンティが石を拾うシーンが一箇所ずつあるけれど、その日は彼らの思い出になった日なんだ~。

卒論の提出日に、病気のサイモンの頼みで一緒に出かけることになった学生4人。皆の気持ちがサイモンに向いていて、優しさと友情にあふれていた。この日のことは、皆、きっと忘れないと思う。

サイモンは、「ホームアローン」の泥棒さん、ジョー・ペシが演じていた。モンティは「ハムナプトラ」のブレンダン・フレイザー、ドラマ「グレイズアナトミー」のパトリック・デンプシーも出ていました。

ハーバードの図書館で借りた詩集、ホイットマンの「草の葉」を、皆で読むシーンは感動的!

今夜もいい作品に出会えました。。

ハーバードの図書館は、一度行ったことがあります。
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