アンドレア・ツルコバー監督作品
[シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ]
以前観たドキュメンタリー作品、
[あまくない砂糖の話]と同じかな?
と思っていましたが、
本作、アプローチの仕方から別物でした。
監督であるアンドレアさん、
母でもあり、妊娠中に、
この映画を撮影します。
妊娠糖尿病と診断されたからです。
その病気が胎児に与える影響は?
そもそも砂糖は安全なのか?
などの疑問から、さまざまな方法、
いろんな方にインタビューをして、
砂糖のない生活を目指しつつ、
ドキュメンタリーを完成させていきます。
研究者の成果の発表や、
業界の圧力なとで、以前は、
砂糖は安全、とされましたが、
撮影の過程で明らかになる真実、
それにはやっぱり驚きました。
そのあたりは[あまくない砂糖の話]
と共通する部分はあります、でも、
女性ならでは、母親だからわかる、
そんな視点は新鮮でした。
精製された砂糖、加工されたお菓子、
などを食べず、なるべく自炊したり、
自然に近いカタチの食品を摂る、
などの取り組みを実践されている、
監督のご家族の食卓も出ていて、
すぐに実行するのは難しいけど、
参考にしたい事ばかりでした。
最近観た中ではなかなか為になる、
勉強になるドキュメンタリーで、
[あまくない砂糖の話]と併せて、
また観たいと思える映画でした。
けっこうな衝撃的な内容で、
ちょっと怖くもありましたが、
観て良かったです。
あ、監督さんのこどもたち、
めちゃくちゃかわいいです、
そちらも観られて良かったです笑
[シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ]
2016 8 名古屋名演小劇場にて観賞しました。