獣道の作品情報・感想・評価

獣道2017年製作の映画)

上映日:2017年07月15日

製作国:

上映時間:94分

3.5

あらすじ

とある地方都市で生まれた少女・愛衣(伊藤沙莉)はいつも母の愛に飢えていた。そんなある日、信仰ジャンキーの母親によって宗教施設に送られ7年もの間世間から隔離されて生活をすることになる。自分の居場所を探そうと教祖や信者たちと疑似家族を作り上げていく愛衣だったが教団が警察に摘発され保護されてしまう。すでに違う宗教にはまっていた母の家にも、初めて通う中学校にも居場所はなかった。愛衣は社会からドロップアウ…

とある地方都市で生まれた少女・愛衣(伊藤沙莉)はいつも母の愛に飢えていた。そんなある日、信仰ジャンキーの母親によって宗教施設に送られ7年もの間世間から隔離されて生活をすることになる。自分の居場所を探そうと教祖や信者たちと疑似家族を作り上げていく愛衣だったが教団が警察に摘発され保護されてしまう。すでに違う宗教にはまっていた母の家にも、初めて通う中学校にも居場所はなかった。愛衣は社会からドロップアウトして万引きと生活保護で生きるヤンキー一家やサラリーマン家庭などを転々として居場 所を必死に探すのであった。愛衣の唯一の理解者であり、彼女に恋をする少年・亮太(須賀健太)もまた居場所を探す不良少年であった。亮太は半グレたちの世界で居場所を見つけ、愛衣は風俗の世界にまで身を落とす。やがて二人の純情は地方都市というジャングルに飲み込まれていく…。

「獣道」に投稿された感想・評価

通算4回目の鑑賞。
公開初日(舞台挨拶付き)に通常バージョン、2回目と3回目はロングバージョンで、今回は通常バージョンで。
ロングバージョンを観ているので、入れ替わったり、描かれていないエピソード(丸々出演シーンがカットされている所が幾つか)有るので、色々観ながら考えて観てました。
主人公二人の人との繋がりと、ラブストーリーです。
吉村界人のぶっとんだキャラクター、須賀健太の中では普通ですが、不良なキャラクター、アントニーのガキ大将のようなキャラクター他色々な人が出てきますが、伊藤沙莉の代表作となる位、様々な顔を見せてくれます。
sky

skyの感想・評価

3.5
相性抜群
setsuO

setsuOの感想・評価

3.5
愛のむきだしインスパイア系なのかな?
前半の彼氏の家に居候してるあたりとか、地元の雰囲気をモロに思い出してめちゃくちゃ懐かしんで見てたけど、
途中から、だんだんと収拾がつかなくなってきたような。。


『嫌われ松子の一生』や『殺人鬼フジコ』じゃないけれど、主人公があらゆる環境に染まっては弾かれて、回り回る様子が見たいのに、脇のメンバーにもスポットライト当てすぎて、(特にアントニー)
なんだか、微妙だったような気がする。

伊藤沙莉好きなんだけど、この作品でのあの体当たり演技は果たして必要?ってなった。
伊藤沙莉超いい!!!!!!!

このレビューはネタバレを含みます

 地方都市で生きる青少年たちの話。

 実話をベースにしているというテロップが冒頭に出て、どこまで実話なのかわかりませんが、格差社会の息苦しさ、若者を育てることができない疲れ切った社会を見せてくれる映画でした。ヒロインの壮絶な人生と彼女を見守る主人公やその場から抜け出すことのできない若者たちがもがく姿は伝わってきてよかったです。

 ただ不良やヤクザが登場してバイオレンスなシーンが結構あるのに、描かれ方がマイルドで個人的にはガッカリだったのと描かれる内容自体はもう何度も描かれてきたモチーフなので新鮮さはなく目新しさが感じられないのが面白さをイマイチ感じることができなかったです。
M.K.

M.K.の感想・評価

3.8
でんでんさんが出てたりするせいもあるけど…それなりに映画を見てきたので、愛のむきだし、紀子の食卓…それに北野映画っぽい要素盛りだくさんすぎてモチーフがボヤボヤな印象だった。
そんな中での冒頭の台詞、人はこの世に生まれることが悲しいから赤子は泣いて生まれてくるとのくだり。
宗教を取り扱った作品だけど、宗教観は仏教に近いのかな?
…とすれば獣道は畜生道のこと?
人が犯してしまう罪とそのために貶められてしまう獣の道。
煩悩とか本能とかそんな生々しい描写で現世を映し出して、何か本質的なものを見出そうとするスタンスは好きだけど前述の通り、どうにも既視感が強くて陶酔はできなかった。
でも伊藤沙莉ちゃんはかなりの怪演でこれほど表情豊かな女優さんも久しぶりな気がした。
でもでも、大好き過ぎる韓英恵ちゃんを出してくるもんだから心ここに在らず。
もう韓英恵ちゃんのサイドストーリーをメインにしてくれて全然良かったのに。
いわゆる美少女ではない女優さんの美しさを引き出しているこの作品は、そういう意味では好き。
須賀健太くんだけずば抜けててちょっと他が霞みすぎ。
伊藤沙莉も良かったけどとにかくなんやろなぁREPLAY&DESTROYの時みたいなコメディ要素強い約見慣れすぎてて違和感しかなかったわ。
辣油

辣油の感想・評価

4.5
あらすじをみて、好みだ!と思ってみたら大当たりでした!!

愛のむきだしが好きなかたにはおすすめです。

ここ最近、恋愛映画ばかり見て、のほほんモードだったので、いい感じに切り替えられました笑
沙莉ちゃんと須賀健太くんがさすがとしか言いようのない映画だった。

黙っているのにあんなに存在感プラス説得力のある須賀健太くんに引き込まれた。ビジュアルや表情は変わらないのに、伝わってくる。

沙莉ちゃんは、これまで物語を緩和する明るい役のイメージだったので、いい意味で裏切られた。

観る人を選ぶだろうし、大きな事件があるわけじゃないけど、閉鎖的な環境で生きていかなければならない少年少女の生き様が丁寧に描かれている。

吉村界人さんもすごく良かった。
>|