近未来SFの金字塔『ブレードランナー』の続編。
先鋭的な未来世界を描いた前作から、30年後のロサンゼルスを舞台にブレードランナーのKがある”秘密”に迫る‥‥
人間である事の意義を問う、傑作ハードSF。
近未来世界表現の最高点。
これ以上ないってくらいに美しく綺麗で、無機質でアーティスティック。
素晴らしいとしか言いようがない。
前作のテーマを引き継ぎ、今作ではさらにレプリカントと人間のボーダーラインを曖昧にしていく。
科学倫理の枠を超え、非常にエモーショナルなストーリーだった。
登場人物が涙を流すシーンがとても多い印象。
ライアンゴズリングは言わずもがなの演技力。
Kがある驚愕の”真実”を知る時の表情は圧巻の一言。
アナ・デ・アルマス
シルヴィア・フークスもハマってた。
ハードSFとして大満足の出来。
劇場で観る価値のある一本。
記録
2017年鑑賞映画100本目
劇場鑑賞映画19本目