『ブレードランナー 2049』を観てきました。
相変わらず独特の雰囲気と世界観を持った映画で、前作は押井守作品に通じるものを感じましたが、今作は大友克洋の画く近未来にどこか近いものを感じました。
レプリカントのドラマをより深く画き、前作よりも更に《人間らしさとは何か》《機械と人間の境界線》などのテーマ性も強く感じとれました。
前作を観た時も思いましたが『ブレードランナー』という映画は【ラスト30分】の面白さが際立っていて、そこまでのストーリーは全て用意周到な下準備のよう。今作は特にそう感じました。
ハリソン・フォードの老いてなお健在な演技力も流石でした。