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ブレードランナー 2049のTAKAのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
4.0
2017-184-140-044
2017.11.2 109C大阪エキスポシテイ Scr.11
IMAX3D

・似て非なる世界
・二人の男の想いをリリカルに
・人間って?
(追記。)
・キリスト教の造詣
・監督の違い(^_^)

オリジナルとは似て非なる世界でした。

30年間の時の流れ。
ウォレスという異能の出現。
世界は確かに変わっていた。

似て非なる世界。
前作の世界をリスペクトして引継ぎつつも、そこに構築されているのはヴィルヌーブの世界。

作品の普遍性を保つ意味で、ヴィルヌーブ登用は成功かと思います。
世界がより美しく拡がった(^_^)

ストーリーは前作にも増してシンプル。
不器用で一途な二人の男の想いが、リリカルに描かれていた。

切なかったけれど。

抱えきれない程の鬱屈と共に生きてきたK。
ジョイだけが慰めだった。
ジョイ超可愛かったっス♪(* ̄∇ ̄)ノ

このまま時を重ねて朽ち果てるのか。

そんな彼のある発見をきっかけに、彼の運命の歯車が新たに回り始める。

ラストに向けた行動をとることで、彼の魂は救われたのかな。(^_^)



だけど人間って・・・

ていうか、昨今こういう物語が多のは、
人間がAIだとかの進歩に伴う新しい知能や疑似生命体の誕生を予感して、
漠とした恐れや不安を感じてるってことなのかもな。

追記。
・ジョイ、とんでもなく可愛かったっスね!
( ̄▽ ̄)b!
天使♪(* ̄∇ ̄)ノ♪

・レイチェルご本人登場、びっくり( ゚Д゚)
あの謎は、最初は(?_?)と思ったけど、カスタムだから、そういう機能があったかも、っていう整理が可能か。
その技術の奪合いがストーリーのKey。
欲しい人、葬り去りたい人、
争い・・・
人って何だ?

・その謎も、俺には取敢えずは(?_?)だったけど・・・恐らくキリスト教に造詣が深いか、生活に根付いている人達だと、もっと趣深い設定になるのかな。処女受胎みたいな。
文化を楽しむのもなかなか大変です(笑)
まぁそういうのも楽しいんだけど。(^_^)

・前作は、ストーリーはラフで謎はそこかしこに仄めかされていて。
本作は繊細な物語だけど、謎はストレートに提示されてる感じがした。
監督の違いって、楽しい(^_^)

・ヴァンゲリスからジーン・ハマーへ。音楽も良かった(^_^)
監督同様天才から天才へのバトンタッチ( ̄▽ ̄)b!

・「美味しんぼ」で、モーツァルトに匹敵する芸術を探すならば、その弟子とかでは駄目で、例えばルノアールを持ってこなければならない・・・そんな話があった。
だからヴィルヌーブ(^_^)
模倣ではなく。
正解だな。
・・・ちょっと違う?f(^_^;
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