わあ

ブレードランナー 2049のわあのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
5.0
た、タルコフスキーじゃねえかこれは!!!!!!

前作と比べることは最早不可能。
前作がバリバリのサイバーパンクだとすれば、今作は幻想絵画のような。
前作がハードボイルドSFであれば、今作はベンジャミンバトンのような切ない物語になっている。と思う。

荒涼とした赤い砂漠の廃墟。あれはロサンゼルスですよね。雨ざーざーなイメージの前作と違って、その砂漠と、雪を登場させたのは凄くよかった。

前作より主人公に感情移入できるため、Kの気持ちになると苦しくてたまらなくなった。Kはもちろん原作者のKから取っているのだけど、カフカのKであったり、意味は色々ありそう。
アンドロイドの彼女にも感情移入できた。
彼女の最期は余りにも切ない。

これからレプリカントと人間の戦争になるのかね。
神として存在しようとしている社長がいる限り、物語は終わらない気がする。


大満足。
わあ

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