SFと言うジャンルに大きな影響を与えた名作『ブレードランナー』の正式な続編。
新たに主人公にライアン・ゴズリングを迎えて、伝説が復活しました。
世界観が崩されることなく丁寧に作られていた本作は、まさしく「30年後」を体験させてくれた。
全てがネタバレになってしまうという、とんでも作品であることは間違いがないのだが脳細胞がフルスロットルでないと理解するのは難しい。
と言っても、私自身すべてを理解できたかは定かではなく何度も繰り返し観ることで理解に近づけるのではないだろうか。
この繰り返し展開は前作『ブレードランナー』の後ほど評価されたことを示唆しているのでは、と勝手に感じている。
激しい荒波に飲まれるシーンはこの映画そのものの姿、壮大で感動的なクライマックスには腕が痺れた。