素晴らしき哉映画人生

ブレードランナー 2049の素晴らしき哉映画人生のネタバレレビュー・内容・結末

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

これは傑作!

ヴィルヌーヴは前作の『メッセージ』を見て、商業監督になりつつあるのか、と悲しかったが、人間のエゴイズムを描き続ける姿勢は変わってないみたい。良かった〜。

前作では、デッカードという一人の人間(レプリカント説もあるけど)の視点からレプリカントを見ていたが、今作ではKという一人のレプリカントの視点から人間を描く。
シリーズを通して複眼的に物語を描くことで、人間とレプリカントの命の重みに違いはあるのかというテーマがより深く映し出される。

ただハリウッドきってのレプリカント俳優、ポール・ベタニーが出演していないのは不服だ〜。