ジョー

ブレードランナー 2049のジョーのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
3.7
ディストピアとアイデンティティの話。

自分が選ばれた者と思っていた自分、と自分はただ普通の自分のギャプは大きい。だから、そのギャプから人は、ある意味アノミ状態に陥る。

一見未来の話だが、内容はとても個人とは何かを問うような、近代性が溢れている作品。

自分は特別の人なのか?普通の人なのか?その特別と普通の定義は一体なにか?と少し考えさせてくれる。

だから、ただネクサスの一人かもしれないが、私は始終Kが選ばれていた特別の人だと思います。
ジョー

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