ABKY0303

ブレードランナー 2049のABKY0303のネタバレレビュー・内容・結末

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

とにかく、映像が綺麗で神秘的な世界だった。
前作のブレードランナーを見てないからあまり続きとかは分からなかったけど、神秘的な割に話が難解ということもなかった。
それに神秘的なのに、説得力とかリアルさもあって凄かった。
物語のテンポとしてはスローではないんだけど、盛り上がりとしては少し足りなかった。
もしも、近未来の姿がこれなら寂しすぎるけど、神秘的すぎる。
こんな未来が来て欲しいようで、絶対に来て欲しくない。
人間とレプリカント(人造人間)が共存しているようでしていない未来。
昔のアメリカの白人と黒人の差別が起きてしまっているようなそんな感覚になりました。
レプリカントには人権もほかの権利も救われることもない過酷すぎる現実の中でレプリカントに起きた奇跡の子になってしまったジョーの冷静なようで冷徹な寂しいキャラクター姓がすごく印象的だった。
このお話は世界観がとても広く壮大な物語なのにこの映画で始まりから終わりまで完結しているのが本当に不思議。
ひとまず、この技術は将来実現してほしい。でも、レプリカントは生まれないでほしい。そう思える近未来の話な印象でした。
綺麗。
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