Stroszek

ブレードランナー 2049のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

2017年。『ブレードランナー』(1982)の続編。ブレードランナーであるレプリカントのKは、旧型レプリカントの抹殺に従事している。上司からある奇跡的事象の追求とその痕跡の抹消という使命を受けその職務に従事するうちに、彼は自身の出自の秘密を垣間見ることになる。ライアン・ゴズリング演じるKは基本的に無表情なのだが、唯一感情を露わにするのが、自分が人間かもしれないと思い当たった瞬間である。「何が本物なのか」という主題が、最後の「大義のために死ぬのは最も人間らしいこと」という真正性を最重視した行動規範に繋がる。
Stroszek

Stroszek