☆映画館で見なかったことを激しく後悔した映画☆
あの映像美は絶対にIMAXでみたいよね。荒廃したディストピアを描いた映像の中では屈指の出来、美しさの中に汚さ、歪さも共存している。
映像芸術としては最高なのはもちろん、ストーリーも儚く、美しい。冗長に感じるかもしれないが前作にあったレプリカントとは何なのか?というテーマをしっかりと継承している。
前作でのロイの最後の言葉を思い起こさせるラストも素晴らしい。
強いて言えば前作ブレードランナーを大事にしすぎて一歩踏み込んだ内容にはなってないかというのはある。
ハリソン・フォード登場シーンやアレやコレを見てると近年のスターウォーズにありがちなほらほらこれが見たかったんだろぅ?どや?どや?的なやつを感じるかもしれない。
Kを介してレプリカントの悲哀や儚さを明示してるとも言えるが、せっかくの続編なんだからレプリカントはどこへ向かうのか、批判覚悟ではっきり示してしまってもいいと思った。
今で言うラブプラスみたいな、仮想恋人のジョイが可愛かった。現実でもああいう製品が出てくることを願う。