ダイキチ

ブレードランナー 2049のダイキチのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
4.3
圧倒的なビジュアルと世界観。最新型のレプリカント誕生シーンは最たるものだ。対して基本検査と言う名の暗唱は古臭さも感じるし文学的とも言える。レプリカントとは言え生身なのだろう。ジョイとの関係もそうかもしれない。KD6-3.7が感情的になるシーンはより人間的だった。自身が何者であるかさえ疑った。疎まれ蔑まされて、それでも感情を出さない男がだ。深傷を負い悟った時、彼の脳裏に走馬灯は巡るのか。