違う時代に、同じ場所を夢見て家を飛び出した少年と少女が運命的な奇跡で織り成す感動ファンタジー。
と、ざっくり言ってしまえばこんな感じですが、とんでもない。
伏線あり過ぎて終盤間際までひやひやしてたけど、ご安心あれ。終盤にはしっかり、丁寧に紐解いてくれます。ベンとジェイミーのやりとりが眩しすぎて泣けた泣けた。
無声シーンが多い事で、より「世界」に入り込めたし、主人公たちの目線に近づけてた気がする。特にローズのパートは、終始物悲しく、孤独感が痛いほど沁みてきた。
M・ウィリアムズは、こういう儚い母親像に本当にしっくりくる女優さんだな〜と改めて。
長くなりましたが、観終わった後(いい意味で!)お腹いっぱいになれるような満腹感と幸福感を得られる一作だと思います。
