あず

ワンダーストラックのあずのレビュー・感想・評価

ワンダーストラック(2017年製作の映画)
4.7
2018年19本目

キャロルを超えるレベルの大傑作だったと思う。

トッドヘインズの持ち味であるクラシックな絵作りは27年パート、77年パート共に全開だった。

「音」が大きなテーマになってくるわけだけど、音楽の使い方も素晴らしかった。特に27年パートのサイレント映画っぽい感じの音楽もよい。もちろんスペースオディッティも最高。ヴァレリアンからの2作連続で大好きな曲が聴けたしエンディングの合唱バージョンも好き。

ラストの展開はある程度予想できたけど魅せ方が予想を遥かに上回る感じ。

本当に素敵な作品だった。
あず

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