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カフェ・ソサエティのmpcのレビュー・感想・評価

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
4.0

神経質、少し見栄っ張り、早口、どもり、皮肉屋、女好きというウディアレン自身のキャラの “分身”を今作ではジェシーアイゼンバーグが好演。そう言えば同じユダヤ系で背格好も似てるかも?

クリスティンスチュワートが初代ヒロインのダイアンキートンを彷彿させる男の子っぽくてかっこいいオサレな女の子を、いつもの気だるい演技を封印していて健闘
エマストーンだとかわいすぎるし、スカヨハだと色っぽすぎるからクリスティンが一番ウディアレン好みのミューズかも?
対抗馬ヒロインの少しお馬鹿な天然美女をブレイクライブリー、ハリウッドにどっぷり毒されてるジェシーの叔父さんをスティーブカレル、世話好きハリウッドおばさんをパーカーポーシーが主人公二人を引き立てる
マフィア兄貴が最期まで面白くてかっこいい!


外見はキラキラしていて素敵だけど中身は空っぽな西海岸ハリウッドをNYっこのウディアレンがオサレに皮肉っています

セリフがそれぞれお洒落で可笑しくてあっという間のエンディングでした

久々の他の考え事せずに映画に没頭できたので満足!

ウディアレンといえば平日ミニシアターでまったりという概念を破られてハリウッドアクション映画御用達のドデカいスクリーンでちょっと困惑した!(😹)
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