りな

カフェ・ソサエティのりなのレビュー・感想・評価

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
4.5
映画って最高だな〜〜ウディアレンが映画界にいてくれて、作品をリアルタイムで劇場で見られるわたしは幸せ者だな〜〜と、安定のウディアレン節全開のオープニングクレジットを見ながら思いました。映画って良いですね。

ウディアレン作品はどれも本当にキャラクターたちが愛らしくて可愛い。 今作では特にお兄さんの存在感が良かったな。(笑)夢や理想と現実のバランスの軽さが良い。ジェシーとクリステン、ブレイク。ウディアレンが描く30年代の中で、みんなとにかく輝いてた!ジェシーはなんの役をやっても違和感がない。「あなたって可愛い。ライトに照らされて動けなくなってる鹿みたい。」まさにこれ。それな!!!と心の中で叫びながらニヤニヤしてました。クリステンの制服姿はほんっと可愛いしシャネルの衣装も似合ってる。ブレイクもゴージャスで品があって素敵。

ハリウッド、ニューヨーク、絵画のような景色と共に流れていくストーリーはLA LA LANDと似ているかも。ウディアレンらしいコミカルさで、映画だからこそ抱ける結末の後への期待が残る感覚が心地良い。ウディアレン、愛すべき映画監督。ずっとずっとあなたの映画と共に生きたいです。
りな

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