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カフェ・ソサエティのなのレビュー・感想・評価

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
3.7
ストーリーも、主人公を演じたジェシーも、人間関係も、めちゃくちゃマンハッタンと重なった。。。

マンハッタンがあまり好きじゃなかったからか、後半の主人公にも好感をもてなかったというか映画全体に感情移入できず。
けれど、映画全体がもやっとして輪郭がぼやけていたりしたのは、当時の煌びやかで夢のようなハリウッドやニューヨークを表しているのだろうと思ったし、エンディングもさすがウディ・アレンと言わざるをえないような、鑑賞者に余韻を残すものだった。

まあマンハッタンにしろ本作にしろ、ウディアレンが、女の人をザ・ステレオタイプって感じに描き、かつセクシストであるから嫌いなだけで、複雑な恋模様をぽんぽんと軽いタッチで描くことのできる映画監督としての技術はすごいよねやっぱり。
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