てらし

ありがとう、トニ・エルドマンのてらしのレビュー・感想・評価

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ちょっと仕事に悩む女子がちょっと変わった人との交流を通じて次第に自分らしさを取り戻していく...。と書くとウッカリ綾瀬はるかが主演なのかな?と思ってしまいますが(そして「本能寺ホテル」はそんな話だった)ドイツ・オーストリア映画。

実際わりと長めな作品ですが、本作の白眉は文字どおり装っていたものを「脱ぎ捨てる」シーンで、それまで地道に積み上げてきているから効くんだな、と。脚本がかなりきっちりしているし、字幕訳もよかった。「おばあちゃんの"鉄かぶと"」ってのは、後から考えてもうまいなぁ。
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