のりちり

ありがとう、トニ・エルドマンののりちりのレビュー・感想・評価

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父は、ちょっと変わったところのある人。
その娘は、しっかり者で、仕事で男性には負けたくないため無理をしているところもある。
そんな娘を心配して、父が、休みをとって訪ねてきた。
なにかと邪魔になるので、帰ってもらったはずなのに、トニ・エルドマンとして現れる。
カツラに入れ歯。
別人となって(そうでもないけれど、まあそう見えるということで)彼女の周りにまとわりつく。
そうして、じっくり自分のしている仕事を考えてみた娘。
これで本当にいいのか?と考え出す。

ハッキリとは言わなかったけれど、仕事を替えたぐらいだから、父には感謝していると思う。
言葉じゃなくても通じるのが親子なんだろうな。
のりちり

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