二本立て上映に有りがちな「お目当の作品よりもオマケで観た方が面白かった」現象を期待して鑑賞したが、驚くほど響かなかった…。
(西洋風)霊媒師である主人公の兄は、心臓を悪くして早逝しており、主人公の身体にも同じ傾向が見られた。自分が亡くなったら、あの世からメッセージを送ると兄から約束を受けていた主人公の周りで、突然怪奇音、物が壊れる、謎の煙が発生するなどの現象が起こり始める。
結局、この映画はジャンル分けすると何になるの??という思いが鑑賞中も、鑑賞後も全く拭えなかった。お兄ちゃん?お兄ちゃんなの!?→違うかなぁ…→お兄ちゃん?やっぱりお兄ちゃんなの!?の下りを2時間延々と見せられたような気がする。
女優さんが素敵!という褒めどころを挙げることは勿論できるけれど、それはバランスやシステムが破綻してる糞ゲーを褒める常套句の「BGMは神」と同じレベルな気がする(不思議と、糞ゲーは神BGMなことが多い)