超常現象と、スマホに届いたメッセージ(メール)から起こる恐怖を描いたサスペンス&ホラー映画
パリでセレブのパーソナルショッパーとして働く主人公は、亡き兄との霊的交信を試みる。
霊とのコンタクトには成功するが、それは兄ではなく見知らぬ女性の霊であった。
その後も霊とのコンタクトは続くが亡き兄とは交信できない。
この辺りは超常現象、むしろホラー色が強くなる。
ある日、差出人不明のメッセージがスマホに届く。
これが兄からのコンタクトかと思うが、ストーカー紛いのメーッセージが続き物語は一気にサスペンス&ホラー色を強めていく。
先端テクノロジーでありながら、普段の生活に溶け込んでいるメールが恐ろしいものとて描かれている。
超常現象と、メッセージを介したサスペンスが並行して進んでいく。
見知らぬ相手からのメッセージはリアリティのある恐怖を駆り立てるが、最後は落ち着くところに落ち着く。
しかし超常現象は結論が描かれていない。
霊の存在は肯定されているが、曖昧なままなのは何を意味するのか・・・
理解できずにエンディングを迎えました。
だれか教えて下さい。
パリを舞台としたお洒落な映画である、有名なファッションブランドが広告のように(スポンサー?)惜しげもなく登場する。
しかし非常に恐怖感を覚える映画でした。
観逃した気になる映画を名画座(キネカ大森)にて字幕で鑑賞。
併映は「エル ELLE」。