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愛を綴る女のrosechocolatのレビュー・感想・評価

愛を綴る女(2016年製作の映画)
3.3
自分の琴線に刺さる男でないと受け入れない。そんなガブリエルが長い歳月かけて追い求めた真実の愛とは一体何だったのか。

長い間、幻想と現実の混同に囚われながら生きることに疲れてしまいそう…とも思うのだけど、追うものが手に入らないならその苦労は問題でないのだろう。アンドレとの日々は、彷徨うガブリエルへの道標ではなかっただろうか。

ルイ・ガレルくんの非現実的な雰囲気と、アレックス・ブレンデミュールの誠実な演技が印象的。

#フランス映画祭2017
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