ゆっきー

愛を綴る女のゆっきーのネタバレレビュー・内容・結末

愛を綴る女(2016年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

精神的に弱く夢見勝ちなガブリエルという女性と真面目で静かな男ジョゼと戦争帰りの男アンドレのストーリー。
ガブリエルとジョゼは親の決めた相手という事もあり、夢見ていた愛の世界とは違ったのか、ガブリエルは今以上に精神的に弱くなり、考えの甘いわがままなガブリエルの生活に前半はずっとイライラさせられました。情緒不安定すぎ
そんなある日ガブリエルに病気の結石が発見され、病院に入院することになる。
そこで出会った戦争帰りの男アンドレに恋をし、描いていた夢のような愛の世界を病院内で体験する。
のちに彼は病気が悪くなり、何も言わず転院することになる。

ラストでガブリエルの退院後、入院中に撮ったジョゼとのツーショット写真に彼が写っていない…少し怖かったです。
色々と想像はしますが、ラストに意味が分かるのでモヤッとしてもスッキリできる。
「君に生きて欲しくて…」
ラストのジョゼの一言に涙が止まらなかった。妻にこんなにも献身に付き添い、愛せるなんて、素敵です。
イライラしたり、ドキッとしたり、涙したり、ラストで「えーっ?」となったり、気持ちの変化が結構あり、それがまた良かった。
ただ言えるのはガブリエルの考え方は全く共感はできない。
ゆっきー

ゆっきー