このレビューはネタバレを含みます
「違う人生を歩んでいたら愛しただろう」
「きみに生きて欲しくて」
たしかにルイガレル演じる青年は魅力的で美しいけれど夫であるジョゼがガブリエルに抱く愛情の深さを映画終盤で知りやりきれないというか切ないというか こんなにも静謐な優しさと愛情を持っている人もいないなと思う
最後愛に不器用なガブリエルがようやくジョゼを愛し、人生の伴侶として受け入れともに前を向いて生きていこうとするラストで涙ぐんでしまった
これは忘れられない男との不倫の物語というより、1組の夫婦の物語だ