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アクエリアスのbackpackerのレビュー・感想・評価

アクエリアス(2016年製作の映画)
3.0
東京国際映画祭4作目。
クララと家族とアパートと。
始まって少しで、キャビネット上で全裸性交とは。いきなりで驚きました笑

思い出のつまったアパートを手放すことはないと、立ち退きを求める建設会社と戦うクララ。
家族との触れあい。
友人との語らい。
年老いても女であること。
縁者と部屋の記憶を大切にするクララの姿勢と、力で葬ろうとする建設会社の腹黒い若者。

3つのパートに分けて、彼女の人生の詰まったアパートを巡る一幕を辿ります。

内容的には、これくらい必要だとは思います。
しかし、いかんせん長い。
密度の問題か、ゆとりを退屈に感じてしまったからなのか、私には長く感じてしまいました。
明確なラインを辿っている感じではないこともあるかな?
見る人の好みの別れるところですね。
私はどちらかというと好きです。長いけど。
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