kot

わたしは、ダニエル・ブレイクのkotのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

何の救いもない映画だった。
でも、だからこそリアリティがあるし、後味が重い。
ただ、お役所の人や警察だって、主人公の希望するような手当が出せなかっただけで、別に悪いことをした訳ではない。
経済的弱者である若いシングルマザーや、体力的にまともな仕事が出来ない高齢者は、どう食いつないでいけば良いのだろうか。
福祉のあり方や、人間の尊厳について考えさせられる作品であり、明日は我が身かもしれないと思わせるような内容だった。
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