【わたしは、ダニエル・ブレイク】
★★★★☆ 4/5点。 3.7
1月15日鑑賞。
2018年 1本目。
#2018映画メモ
今年一発目は映画友達の中でも評判高い本作。
舞台はイギリスのニューカッスル。
元大工の59歳のダニエル・ブレイクは、心臓病で働けず。
ただし、働く意思を示さなければ手当を受けられない矛盾した国の制度
に不満を示す。
そこでであった。シングルマザーのケイティと二人の子供。
同じ境遇で生まれる絆。
そしてその後の試練と最後に彼が示した行為とは。
今の国の制度の矛盾と現実とのギャップに対する怒り。
貧困者、社会弱者に対する国の手当の薄さ等
現在のイギリス社会の問題を浮き彫りにしており、
非常に考えさせられた。
音楽もなく、淡々とシーンが変わっていく流れは
さながらドキュメンタリーのよう。
だからこそ得られるリアリティは心に残った。
見てよかった映画の一つ