megumishibuya

わたしは、ダニエル・ブレイクのmegumishibuyaのレビュー・感想・評価

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ダニエルとケイティがどんどん社会から排除されていく様子が見てられない。
この映画のメッセージはすべて最後のダニエルの手紙にあると思った。
”私は1人の人間で、ダニエルブレイクだ。”
社会から排除された人間が、どれほどの尊厳を失うのか、愕然とする。
そしてその尊厳を維持するために、どれほどの強い心が必要なのか計り知れない。

とても考えさせられた映画。
希望は見えないけど、終わった後はなぜか少し心が温まる。自分の誇りに思ってる生き方だとか、自分の魂と思ってるものは絶対捨てちゃいけないね。

ケンローンチの他の作品も観てみたい。