miho

わたしは、ダニエル・ブレイクのmihoのレビュー・感想・評価

3.8
イギリスにおける社会福祉制度と
関わる人々を素朴に描いた物語。

演技も会話もストーリーも、大袈裟にせず
日常感で進んで行くのがケン・ローチ監督
の好きなところです。個人的に。
皮肉がすごいんじゃ。そこも英国的。

人生てそうそう上手く行かないんだよ
ていうのをケン・ローチは見せよる。
監督自身、事故でお子さんを亡くして
いるそうで、その時の辛さは計り知れ
ない。どこかに幸せに対する後ろめたさ
を持っているのかも。
監督のドキュメンタリーも併せて観ると
政治的な部分とか人柄とかも解って、
作品に対する見方もちょっと違って
来るかもしれません。

哀しさ寂しさ、ささやかな人間関係、
ささやかな希望、叶わないこと、
間違った選択、正しいと思う行為、
それでも行動する事で生まれる出来事。