わたしは、ダニエル・ブレイクのHarukiのレビュー・感想・評価

現代の無機的な社会の厳しさや冷たさを痛烈に描きつつ、人間ドラマとしてもしっかりしている。
弱者の怒りや不満の声を代弁しながら、隣の誰かを助ける優しさや希望を温かく描いている。

悲劇的なラストではあるが、力強いメッセージを感じる。

デイヴ・ジョーンズとヘイリー・スクワイアーズの演技も見事。