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ローサは密告されたのhimacoのレビュー・感想・評価

ローサは密告された(2016年製作の映画)
3.8
雑多な街の雰囲気と腐敗した警察。
この街で生きていくということ。

土砂降りの雨で濡れた髪と、体に張り付くTシャツはこれから訪れる梅雨を思い出させるような不快さ。

マニラで小さな雑貨店を営むローサと夫のネストール、子供たち。家計は厳しく、そのために顧客相手に少しの覚せい剤を扱っていた。
ある夜、店に捜査が入り警察に連行されるローサと夫。

警察から要求される多額の保釈金をかき集めるために奔走する子供たち。

ブレる画面にピントはぼけ、雨で滲むライト。まるでドキュメンタリーのよう。