くう

ローサは密告されたのくうのレビュー・感想・評価

ローサは密告された(2016年製作の映画)
3.0
「密告された」って言われても……(困惑)

ドキュメント?かと思うほどのリアリティ映像。でも、モキュメントだった。

実話ベース?と思ったらドラマだった。

でも恐らく事実としてあちこちに転がっているのだろうことは「フィリピン・警察」で検索すれば分かる。恐い。

日本や韓国映画の警察、クズでしょどころじゃない世界が広がっていてビックリ。これじゃ悪徳岡っ引きみたいなもんじゃないか。

子どもたちがひたすら可哀想だが、元を辿れば子どもたちとの生活のためだ……「正しい」が通用しない世界で解決策がない。

主人公に全く同情はできないけれども、人は生まれる場所も時代も選べないと考えると気の毒ではある。

ラストのローサには心持って行かれた。

けれども、この人もこの国も、こんな感じで強く生き続けるのだろう。


物語性を求める方には不向き。ただ、淡々と世界の現状にやるせなさを感じながら観る作品。