安堵霊タラコフスキー

ラビング 愛という名前のふたりの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

3.7
ストーリーは淡々として抑揚がほとんどなく、そこらへんで他のジェフ・ニコルズ作品に劣るかなと思ったところもあるけど、国ぐるみの差別に負けず逞しく生きていく主役の異人種家族に力強さを覚え、それだけでもこの映画は評価に値するし、他の受賞作よりよっぽどカンヌで賞が与えられるべき映画だったのではと思う。(男優賞、女優賞、監督賞のどれかは与えるべきだった)