のどか

ラビング 愛という名前のふたりののどかのレビュー・感想・評価

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愛はあっけないからこそ、全力で守らないといけないものだ。ラストシーンで、彼らが裁判に費やしてきた10年間という時間の長さを実感させられて、胸が詰まる。

それも、淡々と静かに、でも揺るぎなく、夫婦が互いを愛しあっているのが伝わってくる映像の積み重ねがあったから。手の置き方や視線、細部から愛を感じた。リチャードの寡黙さと、ミルドレッドの知性を感じさせる眼差しが素敵でした。
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