何が危険なの?
到底理解できない。
異人種間結婚禁止法を作った経緯を知りたい。
勉強不足でした。
“ラビング”素敵なタイトル。
愛の絆の強さ。決して逃げない。
ただ、愛しているからー。
あの時、デモを起こした人々は何か行動しないと、自由を手に入れることは出来ないと思っていた。
行動しても変わらないと諦めた人もいただろう。
それでも変えたいという強い思いを持った10万を超える人達が行動を起こした。
そしてそのデモの映像をテレビで観たミルドレッドは、ローラおばさんに言われた一言で行動を起こす。
そこから本当の闘いが始まった。
ふたりに動かされた周りの人間たち。
ふたりには敵もいた、でも味方もいた。
支援協会、弁護士、家族、親戚、友人、この人達の存在が大きい。
ミルドレッドの家族、特に父親は素晴らしいと思った。
娘の選択を尊重した。苦渋の決断だったと思う。
その後の娘の人生が心配で仕方なかったはず。
それでも娘が選んだ人との結婚を許した。
違法だと知った上でもふたりを引き裂こうとはしなかった。
いつ見つかるかもしれない、緊張の毎日。
不安、恐怖、辛くて暗いトンネルの中にいるような隠れた生活。
正当化する理由が非摘出子!?
バカバカしくって涙が出る。
耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて耐えた、ふたりの愛で手に入れた自由。
夫は妻を愛し、生涯守る。
神の前で誓い、その約束を果たしたリチャード。
妻は夫を愛し、生涯守る。
神の前で誓い、いつも夫を信じ、生涯をかけて夫を愛したミルドレッド。
“結婚”の意味を改めて認識した。
日本でも人権のことを考える人権月間を作っていたり、人権集会には小学生から参加している。
是非、この映画をそのような場で観てもらいたいと思う。
たくさんの人にこの事実を知って欲しい。